~葛城龍神と証厳坊について~

『古より北の大和国(奈良市近辺)から紀州友ヶ島までの範囲に「葛木」という霊山あり。現在の金剛・和泉山系なり。この山系を”葛城”または”葛嶺”と云 ふ。山岳信仰から生まれた名称の色合い強し。国元の時代より鴨都味波八重事代主命、葛城坐一言主命、高天彦神、高鴨阿治須岐託彦根命、葛城坐火雷神、行 基、役小角、空海(丹生大明神儀軌)ほか多くの神大徳を輩出した霊山である』と葛嶺雑記に記されておりますように、和泉葛城山系は古代より近畿の人々に とって、親しみ深くも畏怖する霊山でございました。
葛城の序品第一之地 友ヶ島は、淡島神社起源の地であり、少彦ノ命(スクナヒコノミコト)が、倭国長久を願って役小角に宝剣を授けた尊き原処でございま す。また上記いたしました通り、常代にわたり高聖の御修行なされた由緒ある御行所であります。
和泉葛城山脈は抑々の水源霊山(飢饉から守ってくれるお山)であり、法華経が二十八所に埋納されていることからも、基より„龍の峯”としての信仰が永く受 け継がれてきました。ここに顕わされる龍とは、水の神であると同時に、法華経に説かれるところの仏法護持者(童子とも表す)のことであります。龍は仏陀自 身のエッセンス全てが注がれた法華経に登場する仏法護持のシンボルであり聖と同体のものと解釈されているのです。
当房(証厳坊)では、個々に寸断されている葛城を一つの「大道場」と見る観念に還帰し、その様な観念を各講社さまと共有、時には同行しております。葛峰で の清浄なる滝行、更には深山に分け入りて大自然の霊気に自身を晒してみせる。自らの実践修行において、釈尊の感得なされた大自然の法と、小自然(宇宙)と される己身とを合致させようと試みる。そして少しづつ自身を阿耨多羅三藐三菩提心に近づけていく試みを実践しようと考えております。ぜひ私達と共に、この 葛城の峯において、己々の霊性を更に育まれますようお誘い申し上げます。
葛城二十八宿参考動画

 『 自身の霊性を育んでいくことに不公平の壁は存在しない 皆 共 成 佛 道 』

~ご案内~
☆ 葛城入峰 毎月随時
☆ 葛城水行 毎月第四日曜日 文蔵之滝 七大龍王法
☆ 御本尊  七大龍王尊    御真言 バン キャララヤ ソラソバテイエイ ソワカ
         葛城経塚大権現 御真言 オン バザラグジャ アランジャウン ソワカ
                     護持呪オン ダルマ ハラマソバミウン ソワカ
☆房号/葛嶺進龍山証厳坊   宗派/高野山真言宗